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  ◎出雲族系 [国津神:縄文系] 神社 vs 大和族系 [天孫族:弥生系] 神社

殆どの神社の参拝作法は「二礼二拍手一礼」です。

出雲族系 [国津神:縄文系] (出雲王国) 神社大和族系 [天孫族:弥生系] (大和朝廷) 神社
  明神(みょうじん)
  磐座(いわくら)
  権現(ごんげん)
  御岳・大嶽(おんたけ)

と名に付く神社や修験道の山は殆どが山岳信仰系の出雲族系(国津神)の神社だそうです。
 (徳川家康の東照大権現は例外の様です。)


出雲大社  島根県出雲市

主祭神はだいこく様として馴染みの深い「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」
明治時代初期まで杵築大社(きづきたいしゃ)と呼ばれていました。

出雲大社の参拝作法は「二礼四拍手一礼」です。


大神神社  奈良県桜井市

日本最古の神社と言われ、明治時代以前は「三輪明神」と呼ばれたそうです。

(古事記にも名が出てくる)三輪山をご神体として、大国主命の別名とも言われる大物主大神を御祭神としています。

(大国主命が少彦名命と一緒に日本の国造りをしていた頃の古代の古い由緒が伝えられています。)


宗像大社  福岡県宗像市

全国に7000余ある宗像神社、厳島神社、および宗像三女神を祀る神社の総本社。

日本神話『日本書紀』『古事記』に登場する日本最古の神社の一つで、世界文化遺産に登録されています。
あらゆる道の神としての最高神の「貴」の称号を(伊勢神宮・出雲大社に並び)持ち、「道主貴」と称されます。

御祭神は、天照大神と素戔嗚尊の間に生まれた三女神であり、沖津宮(沖ノ島)、中津宮(大島)、辺津宮(本土)にそれぞれ祀られています。

 厳島神社  広島県廿日市市

古くは「伊都岐島神社」とも記され、全国に約500社ある厳島神社の総本社。
ユネスコの世界文化遺産に「厳島神社」として登録されています。

厳島神社の鹿は(春日大社の鹿の様な)ご神使ではなく、海を渡って自然に生息している鹿です。


出羽三山  山形県

出羽三山とは山形県の羽黒山、月山、湯殿山の総称です。
江戸時代までは神仏習合の権現を祀る修験道の山で、 開山以来、羽黒派古修験道は継承され、 出羽三山に寄せる信仰は今も変わらないそうです。

出羽三山は吉野山・大峰山(奈良県・和歌山県)と英彦山(ひこさん)(福岡県)と並ぶ日本三大修験道場のひとつと言われています。

大和朝廷(弥生系)が出雲王国(縄文系)を白河の関より北に追いやった事から想像すると 東北地方の神社は縄文系の山岳信仰文化を色濃く残しているのでは無いかと思われます。


弥彦神社  新潟県

弥彦神社は 修験(しゅげん)の霊山として栄えた山で、 御創建から二千四百年以上の歴史を有する神社です。
万葉の昔より「おやひこさま」と広く人々の篤い崇敬を集め、 越後一宮として、その歴史を今に伝えています。

新潟県の弥彦山(やひこやま)、兵庫県の雪彦山(せっぴこさん)福岡県の英彦山(ひこさん)を日本三彦山と呼ぶそうです。 いずれも明治の神仏分離以前は神仏習合で、修験の霊山として栄えた山で、その歴史を今に伝えています。

弥彦神社の参拝作法は「二礼四拍手一礼」です。


熊野三山  和歌山県

熊野三山とは、有史以前からの自然信仰の聖地であり、古来から修験道の修行の地とされた熊野(紀伊国牟婁郡)に成立した、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3つの神社の総称です。

日本全国に約3千社ある熊野神社の総本社です。

平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての皇族・貴族の参詣は「熊野御幸」と呼ばれ、「蟻の熊野詣」とも呼ばれる程に賑わったそうです。


諏訪大社  長野県諏訪市

諏訪大社は全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社です。
創建の年代は不詳ですが、諏訪大社は日本最古の神社の一つと言われています。

(元々古代の神社には社殿はなかったようですが) 諏訪大社は本殿がない神社として知られ、古代そのままの姿で残っている神社です。
諏訪大社の最大の行事である御柱祭は7年目毎と言われ、寅と申の年に行われます。

古事記などの「国譲り神話」にもあるように、諏訪の地は 大和族に強引に「国譲り」を迫られた出雲族が、一部は”信濃の諏訪まで追われ、諏訪の地に封じ込められた”と言われている地です。 この事からも諏訪と出雲は大きな繋がりがある様に思われます。

また、諏訪大社の上社・下社の注連縄は出雲大社の注連縄とそっくりな気がするのは私だけでしょうか?


御岳(大嶽)神社  長野県

木曽の御嶽山は古くから山岳信仰の対象の山として、富士山(富士講)と並び講社として、庶民の信仰を集めてきた標高3,000mを超える霊山で、いくつもの峰を連ねる活火山です。


金毘羅(金刀比羅)宮  香川県琴平市

全国にある金刀比羅神社、琴平神社あるいは金比羅神社の総本宮。
大物主命を祀り、海上交通の守り神として信仰されています。
参道の1368段ある石段も有名です。

駿河国(静岡県)の清水の次郎長親分の命令で、遠い讃岐の金比羅さんに森の石松が代参して刀を奉納する話は浪曲や映画で良く知られています。


本宮浅間大社  静岡県富士宮市

全国に約1,300社ある浅間神社の総本社。
富士山を神体山として祀る神社であり、富士信仰の中心地として知られています。

古くから、登山を行う修験者からの崇敬も受けていました。


大宮氷川神社  埼玉県さいたま市大宮区

東京都・埼玉県近辺に約280社ある氷川神社の総本社
宮中の 四方拝 で遥拝される神社の1つです。


鷲宮神社  埼玉県久喜市

出雲族が建てた関東最古の社で、
「鷲宮大明神」、「浮島大明神」とも呼ばれるそうです。


住吉大社  大阪府大阪市住吉区

全国にある住吉神社の総本社。
お祀りされている住吉三神は、あの天照大神や須佐之男命よりも先にお生まれになった神様です。


大鳥大社  大阪府堺市

全国の大鳥神社および大鳥信仰の総本社。和泉の国一宮。
「大鳥大明神」や「大鳥大神宮」とも称され、現在の正式名は「大鳥神社」です。

元来の祭神は大鳥連祖神であるが、日本武尊の死の直後に白鳥が大鳥の地に舞い降りた事から、日本武尊もお祀りする神社です。


美保神社  島根県松江市

全国に約3000余社ある事代主神系えびす神社の総本社。


西宮神社  兵庫県西宮市

全国に約3500社ある蛭子神系えびす神社の総本社。


丹生川上神社  奈良県吉野郡東吉野村

古くは「雨師明神」と言われ、江戸時代からは「蟻通明神」とも言われたそうです。
現在は吉野郡川上村の「丹生川上神社上社」と吉野郡下市町の「丹生川上神社下社」に対して「丹生川上神社中社」とも言われるそうです。


上賀茂神社  京都府京都市北区
  正式名は「賀茂別雷神社」です。

下鴨神社  京都府京都市左京区
  正式名は「賀茂御祖神社」です。

京都でもっとも古い神社であり、ユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」に登録されています。
賀茂神社両社の祭事である賀茂祭(通称 葵祭)で有名です。

かつてこの地を支配していた古代氏族である賀茂氏の氏神を祀る神社として知られています。
宮中の 四方拝 で遥拝される神社の1つ。


八坂神社  京都府京都市東山区

祇園信仰に基づく神社で、 全国にある八坂神社や素戔嗚尊を祭神とする関連神社(約2,300社)の総本社とのこと。
総本山の京都の八坂神社は「祇園さん」とも呼ばれ、7月の祇園祭で知られます。

他に祇園信仰に基づく神社名称としては、八阪神社(弥栄神社)、祇園神社(祇園社)、広峯神社、天王神社(天王社)、津島神社、八雲神社、八重垣神社、須賀神社、素盞嗚神社、須佐神社、氷川神社などがあるそうです。


貴船神社  京都府京都市左京区

全国に約450社ある貴船神社の総本社。「絵馬発祥の社」といわれます。
また祭神を同じくし「おかみ」を社名とする神社は2,000社を超えます。

貴船神社は古くから「恋を祈る社」として名高く、えんむすびの神を祀る。 水神である高龗神を祀り、古くから祈雨の神として信仰された。 水神であることから社名は濁らず「きふね」というそうです。


神田明神  東京都千代田区

神田神社は正式名は「神田神社」で、東京十社の一社。
出雲系の氏族が、大己貴命を祖神として祀ったのに始まる神社だそうです。


日吉大社  滋賀県大津市

全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮で、「山王権現」とも呼ばれます。
「山王権現」は比叡山の神として、日枝山の山岳信仰と神道、天台宗が融合した神仏習合の神と言われています。
平安京遷都の際には、この地が都の表鬼門(北東)にあたることから、都の魔除・災難除を祈る神社とされたそうです。


三峯神社  埼玉県秩父市

秩父三大神社のひとつ。
開山には熊野修験が深くかかわっていると言われます。

ヤマトタケル伝説やお犬様信仰など伝説が数多く、 役小角が修業し、空海が観音像を安置したと言われています。


八重垣神社  島根県松江市

素盞嗚(スサノオ)尊が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治し稲田姫をめとった喜びの御歌

「八雲立つ 出雲八重垣 妻込めに 八重垣造る その八重垣を」

から、縁結びの神様で知られた古来より神の国出雲の古社・名社として、出雲大社と八重垣神社をセットでお参りする人も多い様です。   奥の院の鏡の池の縁占いも知られています。


浅草神社(あさくさじんじゃ)  東京都台東区浅草

通称に三社権現(さんじゃごんげん)、三社様(さんじゃさま)。5月例大祭は「三社祭」として知られています。

大国主命を合祀している事から出雲系の神社に間違い無いと思われます。

明治の神仏分離により浅草寺とは別法人になり、明治元年に三社明神社に改称し、明治6年に現在の浅草神社に改称したそうです。


秋葉神社  静岡県浜松市

全国に約400~800社ある秋葉神社の総本社。
秋葉神社は「秋葉神社」「秋葉社」「秋葉山神社」「秋葉権現」「秋葉大権現」を含め日本全国に点在する神社です。


愛宕神社  京都府京都市右京区

全国に約900社ある愛宕神社の総本社。
山城・丹波国境の愛宕山(標高924m)山頂に位置し、古くより比叡山と共に信仰を集めています。


吉備津神社  岡山県岡山市

備前国と備中国の境の(古来より神体山とされる)吉備の中山(標高175m)の北西麓に鎮座する神社。

  八幡宮
  稲荷神社
  天満宮
  春日神社

と名に付く神社や天照大御神を祀る神社は殆どが弥生系の大和族系 (天孫族)の神社だそうです。



伊勢神宮  三重県伊勢市

「お伊勢さん」と呼ばれる伊勢神宮は、正式名は「神宮」といいます。
天照大御神をお祀りしています。

詳しくは、皇室の御祖先の神と呼ばれる天照大御神をお祀りする内宮(皇大神宮)と、 衣食住を始め産業の守り神である豊受大御神をお祀りする外宮(豊受大神宮)を始め、125の宮社の全てをふくめて「神宮」といいます。

宮中の 四方拝 で遥拝される神社の1つ。

伊勢神宮の参拝作法は神職のみは「八度拝(はちどはい)・八開手(やひらで)」です。


鹿島神宮  茨城県鹿嶋市

全国に約600社ある鹿島神社の総本社。

江戸時代以前に「神宮」という名の神社は伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮の3社しか存在しませんでした。 鹿島神宮はそれほど格式のある神社で、常陸国一之宮の神社です。

鹿島神宮は日本神話最強の武神とされる武甕槌(タケミカヅチ)大神が祀られている神社です。
武甕槌大神は、神代の昔、天照大御神の命を受けて、香取神宮の御祭神である経津主(フツヌシ)大神と共に、出雲の国に天降り、それまで永く日本中を平定していた出雲の大国主命に「国譲り」を迫り、出雲族を東北の地に追いやった神です。


鹿島神宮は藤原氏の氏神の一社として創建されましたが、 社殿は北を向いており、この意味は、北方の蝦夷(大和朝廷が東北に追いやった出雲族)に対する平定神として「北に睨みを利かす」為に創建されたと言われています。

また、鹿島神宮では鹿を神のお使いとして鹿苑で大切に保護され、境内では鹿に会うこともできます。 奈良の春日大社では、(創建の際に白い鹿に乗って鹿島大明神が奈良にやって来た事から)鹿は神使として大切に保護されています。
なお、鹿島神宮の鹿は何度か絶滅した事があったそうですが、その度に奈良の春日大社から鹿の子を受け継いで来たそうです。 (ちなみに、鹿の枝角のことを「アントラー」と言うそうですね。)


宮中の 四方拝 で遥拝される神社の1つ。

鹿島神宮と香取神宮と茨城県神栖市の息栖神社を合わせて東国三社と呼ぶそうです。


香取神宮  千葉県香取市

関東地方を中心として全国に400社ある香取神社の総本社。

江戸時代以前に「神宮」という名の神社は伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮の3社しか存在しませんでした。 香取神宮はそれほど格式のある神社で、下総国一之宮の神社です。

香取神宮の御祭神は(鹿島神宮の武甕槌大神と共に)東方の征圧に尽力した武の神である経津主(フツヌシ)大神が祀られている神社です。

香取神宮は藤原氏の氏神の一社として創建されましたが、 鹿島神宮と同様に、北方の蝦夷に対する平定神として「北に睨みを利かす」為に創建されたと言われています。

宮中の 四方拝 で遥拝される神社の1つ。

鹿島神宮と香取神宮と茨城県神栖市の息栖神社を合わせて東国三社と呼ぶそうです。


石上神宮  奈良県天理市

日本最古の神社の一つとも言われます。
(徐福と一緒に渡来したと言われる) 物部氏の総氏神として建てられました。

(物部氏は物部神道を形成し、武術者、技術者集団であり、紀元前から日本の中核にいたと言われ、”武士=もののふ”の語源とも言われています。)

境内には多くの鶏がいますが、御神鶏だそうです。
鶏は(天の岩戸神話の)常世の長鳴き鳥を鳴かせて闇を払い夜明けを告げ、天の岩戸を開いた事から、鶏は神道では吉祥の霊鳥とされているそうです。


熱田神宮  愛知県名古屋市熱田区

伊勢神宮につぐ由緒の尊い大社とされています。
三種の神器の1つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る神社として知られています。
宮中の 四方拝 で遥拝される神社の1つ。


宇佐神宮  大分県宇佐市

日本の神社の約1/3の、全国に約44,000社ある八幡宮の総本社。
石清水八幡宮・鶴岡八幡宮(または筥崎宮)とともに日本三大八幡宮の一つです。
(渡来人の秦氏が全国の八幡宮を建てたと言われます。)

伊勢神宮と並び称される宇佐神宮はそのご信託が天皇の即位をも左右する程の重要な神社であり、強大な権力を誇った弓削の道鏡でさえも宇佐神宮のご信託により天皇になれなかった事(道鏡事件)は有名です。

宇佐神宮の参拝作法は出雲大社や弥彦神社と同じ「二礼四拍手一礼」です。
八幡宮の総本社である宇佐神宮自身は八幡さまが現われる以前の古い神、地主神として祀られ崇敬されてきました。

宇佐の地は畿内や出雲と同様に早くから開けたところで、神代に比売大神が宇佐嶋にご降臨されたと『日本書紀』に記されています。
国東半島は神仏習合の発祥の地で、古くからある山岳信仰と宇佐神宮と天台宗系の修験が融合した独特な信仰が栄えた地だそうです。


従って(渡来系の)八幡宮の総本社であっても、宇佐神宮のみは出雲族系 [国津神:縄文系]神社に分類するべきかも知れません。

 石清水八幡宮  京都府八幡市

宇佐神宮・石清水八幡宮・鶴岡八幡宮(または筥崎宮)とともに日本三大八幡宮の一つで、平安時代前期に八幡宮総本社の宇佐神宮から勧請された神社。
宮中の 四方拝 で遥拝される神社の1つ。

 鶴岡八幡宮  神奈川県鎌倉市

宇佐神宮・石清水八幡宮・鶴岡八幡宮(または筥崎宮)とともに日本三大八幡宮の一つで、石清水八幡宮から勧請された神社。
武家源氏、鎌倉武士の守護神。鎌倉初代将軍源頼朝ゆかりの神社として関東方面で知名度が高い。

 筥崎宮  福岡県福岡市東区

筥崎八幡宮(はこざきはちまんぐう)とも呼ばれ、宇佐神宮・石清水八幡宮と筥崎八幡宮を三大八幡宮と呼ばれます。
開運勝利・必勝祈願・勝運の神として知られる。


伏見稲荷大社  京都府京都市伏見区

全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本社。
(渡来人の秦氏が全国の稲荷神社を建てたと言われます。)
伏見区深草の稲荷山の麓に本殿があり、稲荷山全体を神域とする。
稲荷神社は元来は五穀豊穣の神ですが、後に商売繁昌・家内安全・等の守護神としても信仰されるようになったそうです。
(初詣では近畿地方の社寺で最多の参拝者だそうです。)

 日本三大稲荷  

三大稲荷の内の二つは、
(1) 伏見稲荷大社 と 
(2) 豊川稲荷(妙厳寺) 
  であると誰もが認めるところですが、残り一つは
(3) 最上稲荷(さいじょういなり)(岡山市)と 
(4) 祐徳稲荷神社(ゆうとくいなり)(佐賀市)と 
(5) 笠間稲荷神社(かさまいなり)(茨城県笠間市)
が各々「日本三大稲荷のひとつ」と主張されている様です。


春日大社  奈良県奈良市

全国に約3000社ある春日神社の総本社。奈良公園内にあり、約30万坪の春日大社は世界文化遺産に指定されています。
奈良時代の768年に創建され、中臣氏・藤原氏の氏神を祀り、鹿を神使とします。

20年に一度、御社殿を美しくする「式年造替」はこれまで60回を数え、60回を越えるのは「伊勢神宮」と「春日大社」のみです。

春日山、御蓋山は神山のため現在まで原生林として保たれています。県庁所在地に原生林が残る春日大社の神域は、神様の下で原生林の自然と「神鹿」を始めとする動物と人間が共生する世界です。

〔奈良の鹿は自然に生息しているのでは無く、「春日大社の創建の際に白い鹿に乗って(茨城県鹿嶋市の)鹿島大明神が奈良にやって来た」とのいわれから、奈良の鹿は「神使」(神の使い)として大事に保護され、人々に守られています。〕

(ちなみに、安芸の厳島神社も鹿が沢山いる事が知られていますが、こちらは自然に生息しているそうです。)


息栖神社(いきす)  茨城県神栖市

鹿島神宮と香取神宮と茨城県神栖市の息栖神社を合わせて東国三社と呼ぶそうです。

息栖神社は東国三社として信仰の篤い神社であり、現在でも『東国三社参り』が行われています。

三つの神社が「東国三社」と併せて呼ばれるのは、それぞれに祭られるタケミカヅチ、フツヌシ、アメノトリフネの三柱の神が古事記の「国譲り」神話に由来している故と言われています。 井戸がご神体だそうです。


吉田神社  京都府京都市左京区

859年に平安京の守護神として創建されました。
それ以来、厄除けの神様として京都の人々に親しまれ、てきた歴史ある神社です。
また、平安京における藤原氏全体の氏神として崇敬を受けるようになったそうです。


廣田神社  兵庫県西宮市

「日本書紀」にも記されている兵庫県第一の古社

(阪神タイガースの必勝祈願でも知られます。 )


松尾大社  京都府京都市西京区

元来は松尾山(標高223m)に残る磐座での祭祀に始まるとされる事から古代からの出雲族の信仰と思われるが、 後に秦氏の氏神とされ、
平安京遷都後は東の賀茂神社(賀茂別雷神社・賀茂御祖神社)とともに「東の厳神、西の猛霊」と並び称されたそうです。

また、酒の神としても信仰され、現在においても醸造家からの信仰の篤い神社です。


龍田大社  奈良県生駒郡三郷町

崇神天皇の時代、凶作・疫病への天皇の祈りの際の、天皇への夢のお告げにより創建されたという。
龍田の風神・広瀬の水神として並び称されています。


廣瀬大社  奈良県北葛城郡河合町

崇神天皇9年の創建と伝わり、水神を祭る。
龍田の風神・広瀬の水神として並び称されています。


北野天満宮  京都府京都市上京区

太宰府天満宮と共に全国天満宮の総本社
天満宮は通称として「天神さん」と呼ばれて、 菅原道真が優れた学者であったことから天神は「学問の神様」と信仰されています。

 太宰府天満宮  福岡県太宰府市

京都の北野天満宮とともに全国天満宮の総本社
天満宮は通称として「天神さん」と呼ばれて、 菅原道真が優れた学者であったことから天神は「学問の神様」と信仰されています。

また菅原道真公の霊廟として篤く信仰されています。


生田神社  兵庫県神戸市中央区

廣田神社・長田神社とともに神功皇后以来の歴史を有する神社。

現在の神戸市中央区の一帯が社領であり、これが「神戸」という地名の語源と言われています。


長田神社  兵庫県神戸市長田区

廣田神社・生田神社とともに神功皇后以来の歴史を有する神社。

太古から長田神社と呼ばれていましたが、長田社・長田宮・長田大明神・摂津本宮長田大明神とも呼ばれているそうです。


平安神宮  京都府京都市左京区

平安神宮は平安遷都1100年を記念して、 遷都を実行された第50代桓武天皇をご祭神として、 明治28年に創建された、比較的新しい神社です。
京都三大祭りの「時代祭」はこの平安神宮で行われます。


橿原神宮  奈良県橿原市

初代天皇の神武天皇と皇后の媛蹈鞴五十鈴媛命を祀るために、 神武天皇の宮があった橿原の地に、明治天皇の命により、1890年(明治23年)に創建された、比較的新しい神社です。
近代の創建ではあるものの、天皇や皇族の参拝が多く、初詣の参拝者数も多いそうです。


明治神宮  東京都渋谷区

明治天皇と皇后を祀るために大正時代に創建された、比較的新しい神社です。
初詣では例年日本一の参拝者数だそうです。

東京の都心に突然現れる緑豊かな鎮守の杜は、神宮球場をはじめ各種スポーツ施設と四季折々の自然を満喫することができ、特にいちょう並木はよく知られています。


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